幽霊屋敷潜入!
夏向けのホラー企画として、有名な心霊スポットで一夜を過ごすことになったTVクルーたち。
だがその廃屋には本物の「悪意」が潜んでいた…!
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探索者作製 | オープニング | 2階探索・1 | 1階探索・1 | 地下室探索・1 | エンディング |
今回の探索者紹介 | 惨劇館マップ | 2階探索・2 | 1階探索・2 | 地下室探索・2 | アフタープレイ |
探索者データ | 2階探索・3 | 地下室探索・3 |
――そして1階探索――
1階に降りる前に探索者達は、作戦会議を行なった。現時点で予想される危険は、台所の包丁、物置(1階)の大工道具、そして床の痛んだ箇所。まずは床に対しての安全を確保するため、鈴木が一人で物置(1階)に行き、そこにあるロープで互いの体を結ぼうという事になった。
そうして階段を降り、玄関ホールまで戻ってきた探索者達。なおこの時点で、時刻は一時を過ぎている。床板をきしませながら物置に近付いた鈴木は、深呼吸すると、ゆっくりとドアを開けた。
KP:では物置の棚の隅に、ぐるぐる巻きになったロープがあります。近づいたら、15%で振って。
鈴木:それはさすがに出ぇへんよ。(ロール)13。
崎本:出たね(笑)。
鈴木:なんで!? ありえねえって、さっきから!(一同笑)
KP:すると、大工道具の中から釘が十本ぐらい、まとめて飛んできました。避けて下さい(笑)。
鈴木:〈回避〉ー! 73%。(ロール)あっ、失敗です!
KP:釘だけど、本数が多いからなあ。(ロール)5点。
鈴木:うお、痛ったあ! でも、全部止まりました。
KP:それでフラッシュバックで、また手が見えるんですよ。その手の見える範囲には全部、刺青がしてあります。
鈴木:はー、かっこええなあ(笑)。
KP:ぶっ(笑)。で、〈目星・アイデア〉コンビ。
鈴木:25%です。(ロール)さすがにわからへんわ。
KP:まあ、刺青の模様は文字っぽいなあ、とは思った。
鈴木:うん、それは思って、ロープ取って扉ばーんて閉めて、逃げる。
この時のSANチェックで鈴木の正気度が更に2点減り、50に。
鈴木:ともかく、みんなを数珠繋ぎに縛りましょ。先頭僕で、2番手は?
りな:じゃあ、あたしいきますか。
鈴木:3番手が李くんで、ザキさん、音声さんと。では出発進行、ぽっぽー。
KP:電車ごっこ?
鈴木:ストレスがたまると、笑いが欲しくなりまして(笑)。
崎本:では、どこから行こう?
鈴木:風呂は外せへんですね(笑)。便所はええとは思うんですけど。
りな:出てくるのは、花子さんぐらいですよ。
鈴木:そっち(りな)を見る。
りな:パンチ。(一同爆笑)
鈴木:すんません、すんません! うかつな事言いました!
李:何で謝ってるんだろう(笑)?
鈴木:後は、物置や使用人部屋は、絵面がぱっとせえへんしねえ。これでチェーンソーが飛んでくるんやったら、入ったんですけど。(一同笑)
KP:さすがにチェーンソーは置いてない。(苦笑)
崎本:でも、あったら入るんだ。
鈴木:いやだって僕、アクション系芸人ですから! でもまだ怪我してないから、ギャラ貰えるのかなと。(一同笑)
KP:基準がそれかい(笑)!
鈴木:体張らないと、ギャラ貰えない気がするんですよ!
結局、包丁が飛んでくるのを期待して(笑)、まずは台所に。開けたドアの先ではいきなり、ダイニングテーブルを囲む芸術家たちの姿、という幻覚に出くわす一行。しかし特に正気度は減らず、幻覚も消えたため、すぐに辺りの探索に移る。その先頭に立つ鈴木の頭上に落ちてきたのは、…漬物石。
鈴木:(憮然とした顔)…駄目だろう、それ。
りな:(指で輪を作って)このぐらいの大きさ、って事はないですよね?
KP:漬からない、それじゃ(笑)。
りな:ドア開けた時に落ちてきていいのは、黒板消しぐらいですよ(笑)。
KP:ダメージは…、こんなもんだろう。(ロール)7点。
鈴木:止まった。防護、残り2点。がこん!
李:鈴木さーん!
鈴木:いや、これはあかんて。…ネタおんなじやん!(一同爆笑)
KP:そっちかー(笑)!
鈴木:いやだって、これは怒るよ。お笑い舐めてるとしか思えへんもん。
りな:鈴木さんと同じぐらい、空気読めないですねー(笑)。
鈴木:いや、確かに僕、空気読めないけど!
崎本:これって、殺しにかかってる感じですよね? えーとさ、李くん。これが落ちてきたのって、悪霊の仕業? それでその悪霊っていうのは、ここで死んだ芸術家たちや作家の人、でいいのかな?
鈴木:狂った屋敷精霊、ブラウニーの仕業です。(一同笑)
KP:ゲーム違う(笑)。