幽霊屋敷潜入!

夏向けのホラー企画として、有名な心霊スポットで一夜を過ごすことになったTVクルーたち。

だがその廃屋には本物の「悪意」が潜んでいた…!

――地下室(逆襲だー!)――

 

KP:という訳で、ラウンド頭に戻って、一番早い人。

鈴木:(即答)投げる。「遠慮せんと、水浴びしましょ!」〈組みつき・マーシャルアーツ〉で、ぶん投げる!(ロール)当たり。ぽーい。

KP:うわー、投げられたー(笑)。ミイラなので、動かないでぷかぷか浮いてるだけなんですが、途端に入口で止まっていた水が流れ込んできました。

鈴木:ああ僕、次ラウンドはエルボードロップ落としますんで(笑)。

KP/悪霊:「ぎゃー!」悲鳴上げてます。李君しか分からないんですが(笑)。それでDEX14の人、[POW×3]振って。

李:(ロール)成功。

KP:もやもミイラと一緒に、すっ飛んでいった。で、〈オカルト・アイデア〉。

李:むしろもやが痛い?(ロール)はい、成功。

KP:そのもやは、ミイラに書かれている字に依存してるんじゃないかと。それで字が濡れたりして消えちゃうのは、ミイラにとって結構痛いことなんじゃないかと。

李:字を消して下さい!

崎本:じゃあ、撮りながら、消そうと試みます。

KP:踏みつけて水の中に押し込むのが、一番効率的でしょう。〈キック〉して下さい。

崎本:はいはい。いきます! 25%!(ロール)失敗。

KP:まあ、難しいわな。

りな:〈キック〉。〈キック〉ですよね?

李:晶子召喚!(一同笑)

KP:なんですか、ペルソナですか!?(爆笑)

鈴木:ああ、それなら当たるよ。(りなと晶子のプレイヤーは同じ人)

りな:いきます!(ロール)06。

鈴木:ほら当たった。(一同大爆笑)

りな:「やだー、気持ち悪ーい!」とか言いながら。(一同爆笑)

鈴木:物凄い殺意のこもったヒールで踏むんでしょ?(爆笑)

KP:でも、同時なんで。(ロール)李くんに。

李:よっしゃこーい! 何でもこーい!(ヤケ)

KP:命中判定は、(ロール)07で成功。心霊攻撃なので。対抗は50%。

李:(ロール)あ、失敗!

KP:そうだな、幽霊の集団の幻覚が見えました。で、MPが1点減ります。

李:これで気絶です。「ごめんなさい!」ばた。

KP:で、次のラウンド。かなり溶けてます、ミイラ(笑)。

鈴木:こう、たたたたたっと駆けていって、エルボードローップ。(一同笑)これ、〈こぶし〉でいいですか?(ロール)10! クリティカル!

KP:…ははははは(笑)。

鈴木:こう後頭部掴んで、がこーん!

KP:それで完全に水に漬けられたので、ラウンド終了時に溶けます(笑)。

鈴木:それは、最後になんかしてくるってことですか?

りな:かき回してやろうかな。

李:「いやー! いやー!」とか言いながら、足ぐりぐり。(一同爆笑)

KP:もう判定いらんので、好きにしてくださいな(笑)。ではラウンド終わりに、ミイラが完全に溶けました。それで[POW×3]、振ってください。(PC全員失敗)じゃあ、(ロール)あ、見えた。音声さんが「ミイラがあったところに、もやが浮いてる!」って言ってます。それで対象が、6体。

崎本:6体? オレら5人だよな?

KP:1~4がPC、5、6が…、(ロール)ぶっ、6(笑)。

鈴木:誰? ミイラ?

KP:浮かび上がったもやがですね、崎本さんのモバイルパソコンの中に、すうっと入っていきます。

崎本:なんだとっ!?

李:これでCOMPになった!(一同爆笑)

KP:まあ、間違ってない、気もする(笑)。

 

 ミイラともやが消えても、地下室への水の流入は止まらない。5人は最初のコンクリートの部屋に戻ると、まず梯子に鈴木以外の4人が登った(気絶した李はロープで背負った)。そして水がある程度部屋に満ちるのを待ち、〈水泳〉に成功した鈴木が[DEX×5]成功で天井に開いた穴を登る。落とし戸の上の棚は、簡単に倒すことが出来た。

 

鈴木:戸開けた。みんな、はよ上がってきて!

KP:はい、大丈夫です。全員上がりました。

鈴木:「李君は気を失っていますが、僕たちは全員無事です! 水が上がってきたので、外に出たいと思います!」

KP:じゃあ抱えて、だだだだだ。玄関から出るともう、明るいですね。今、朝の四時半ぐらいなので、陽が射してます。

崎本:周りの様子を映そう。

りな:夜明けの光の中、ぬれねずみで服がぴったりになっちゃって「いやーん!」というカットを1枚宜しく。(一同爆笑)深夜だし(笑)。

崎本:了解(笑)。

李:そのあと、マネージャーさん達に迎えられるんですね。

KP:あ、マネージャーさん達は、バンの中で寝てました。

鈴木:寝てたんか!?

りな:カメラ切って、って合図してから。マネージャーを蹴り起こす。(一同笑)

KP/マネージャー:「り、りなちゃん、どうしたの!?」

りな:さっさと着替え用意しなさいよ!

KP/マネージャー:「あれ? 何でずぶ濡れ…」(りなの表情を見て)「す、すみません! 今すぐ!」ばたばた(笑)。

鈴木:…ザキさん、僕、むっちゃ疲れましたわ。

崎本:オレも疲れた。

鈴木:いやでもこれ、李くんおらんかったら、酷いことなってましたなぁ。

崎本:「もしかしたら、一人か二人…」その先は言わない。「とりあえず、さっさとここから帰るか!」

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